内容証明郵便は、いつ、誰から誰へ、どのような内容の文書が送られたかを郵便局が証明してくれる特殊な郵便です。簡単に言うと、
「いつ」「誰が」「何を」送ったのかを公的に記録するための郵便です。
■何のために使うの?
主に、後々のトラブルを防ぐためや、もしトラブルになった際に法的な証拠として利用するために使われます。
■契約解除の通知:
「〇月〇日付で契約を解除します」といった意思表示を、相手が「受け取っていない」と言い逃れできないようにする。
■債権の催告:
「〇〇の支払いが滞っているので、至急お支払いください」といった督促の事実と内容を明確にする。
■時効の更新:
債権の時効が迫っている場合に、時効の更新(中断)を促すための意思表示を確実に相手に伝える。
といった場面で利用されます。
■特徴は?
■送った内容が証明される:
送付した文書の正確な内容が郵便局に控えとして残ります。
■送った日付が証明される:
郵便局が受け付けた日付が記録されます。
■相手に到達したことが証明される(配達証明を付けた場合):
追加料金で「配達証明」を付けると、相手がいつ受け取ったかも証明できます。
正社員の退職(雇用契約の解除)は会社に一方的に伝えただけで成立します。つまり退職通知を内容証明郵便で送ることは、現在許された最強の退職確定の方法なのです。